理事長挨拶
- 「命を救う」だけでなく「生活の質を高める」
医療に尽力する医療人の育成を目指して
- 学校法人巨樹の会は、1990年に福岡看護専門学校を開設して以来、「人間愛・自己実現」を教育理念に、地域医療に貢献する医療人の育成に注力してきました。現在の医療は、社会情勢の変化とともに「命を救う」だけでなく、「生活の質を高める」ものに変わっています。そのニーズに応えるべく、当法人は2004年、リハビリテーションの専門職である理学療法士や作業療法士の養成校を小倉・下関・八千代(千葉県)の3カ所に開校しました。その後も福岡和白・武雄と開設し、現在養成校は5校を数えます。病気や事故で入院される患者様の生命を支え、その後の生活も良好に保つためには、急性期から回復期・維持期までの継続した取り組みと、チームアプローチが重要だとされています。当法人では、質の高いチームアプローチを実現するため、相互の職種の理解と協業の精神を育み、救急医療から在宅医療まで地域・予防医療に尽力する医療人の育成に努めていきます。
学校長挨拶
- 進化し続ける医療業界に対応し、正確な知識と技術、そして患者様に寄り添う心を育む
- 開校から20年の節目を迎えました。多くの卒業生たちは、関連病院をはじめ、各施設で理学療法士、看護師として活躍しています。医療の進歩はめざましく、以前は救えなかった命も救えるようになりました。その一方で、一命は取り留めたものの、大きなハンディキャップを背負う患者様が増えているのも事実です。そんな患者様にとってリハビリが果たす役割は非常に大きく、不可欠なものとなっています。本校は進化し続ける医療業界に柔軟に対応し、社会に貢献できる理学療法士と看護師を育成する学び舎です。さまざまなハンディキャップを乗り越えようとする方々の支えとなるため、地道な修練で正確な知識と技術を身につけ、患者様に寄り添える心を育みます。本校は開校以来100%の就職率を維持しています。礎である「カマチグループ」発祥の地・下関で、今後も自ら課題を見出し、求められている役割を創造し、力を発揮する医療人の育成に努めていきます。