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看護師は病院やクリニックで働いており、私たちの健康を維持するためには必要不可欠な存在です。
そのため、多くの中学生が憧れる職業の一つであり、将来の夢として選ぶ方も少なくありません。
本記事では、看護師に興味を持つ中学生のために、「看護師になるために中学生からできること」をテーマに目指すべきポイントや進路選びのコツを紹介します。
若く早いうちからの取り組みが、看護師としてのキャリアを豊かにする鍵となります。
ぜひ、この記事を参考に、看護師の夢への第一歩を踏み出しましょう。
看護師として働くには、国が実施する看護師国家試験という試験に合格する必要があります。
そのステップとして、まずは看護師養成学校での学びが必要不可欠です。
看護師を目指す際の進路は、主に4つです。
高校を卒後、4年制大学を卒業。
高校を卒後、専門学校や短期大学を卒業。
中学卒後、5年制の看護中高一貫校に進学、卒業。
中学卒後、准看護師資格を経て、看護師を目指す。
厚生労働省の調査によると、現在では大学卒業と3年制専門学校卒業が、進路選択の主流となっている傾向です。
両者は全体の8割以上を占め、残り2割が中高一貫校や准看護師から看護師を目指すパターンとなっています。
出典:看護師等学校養成所入学状況及び卒業生就業状況調査 令和4年度(2022年度)
「大学や専門学校に進学するからといって、中学生からできることはない」と思っている方、実は看護師になるには早いうちからの準備が大切です。
看護師を目指すには、ただ養成学校に通うだけでは十分ではありません。
目標を早くから明確にし、前向きな努力を積み重ねることがとても重要なのです。
このセクションでは、看護師になるために中学生からできること、取り組みについてまとめました。
ぜひ、参考にしてください。
本記事を読んでいるあなたは、どのような看護師になりたいと思っていますか?
・緊急性の高い現場、例えば救急外来やドクターヘリでの活動を希望する看護師。
・地域密着型で、高齢者のサポートに尽力する看護師。
・青年協力隊などを通じて、海外で国際的に貢献する看護師。
「看護師」と一言で言っても、その業務の幅は非常に広いのです。
目指すキャリアや特化したい分野によって、進路の選択も大きく異なります。
たとえば、国際的に活躍する看護師を目指す場合、英語能力や異文化理解が不可欠です。
このような方は、看護技術の学びと並行して英語スキルの習得が求められます。
したがって、進路選択では国際的な活動や英語教育が豊富な大学が適しているでしょう。
一方、特定の地域や病院での勤務を考えている方は、専門的な看護技術を早期に習得できる専門学校がおすすめです。
このように、自分の理想とする看護師像を早い段階から明確に持つことで、的確な進路選択へと繋げることができます。
一部の病院では、未来の看護師たちのために職場体験を実施しているのをご存じでしょうか。
高校生を対象としたものが多いですが、なかには中学生も参加可能な場所もあります。
直接現場を見ることで、自分が将来、看護師として働いている具体的なビジョンを持ちやすくなります。
また、現役の看護師と交流できるのも大きな魅力です。まずは一度、自分の住む地域や興味のある病院で、職場体験のプログラムがあるか調べてみましょう。
現在の段階で強く看護師を目指す意志があるなら、中高一貫の看護学校を受験する選択もあります。
5年制のプログラムは、早期に臨床現場での経験を積むことができる点が魅力です。大学受験をせず、直接看護師としての道を歩みたいという方にはおすすめの方法です。
専門学校や大学への入学を考える際、通常の入試の他に「指定校推薦」という特別な受験制度が存在します。
「指定校推薦」とは、特定の高校の生徒だけが受験応募できる制度です。
簡単に言えば、高校の先生たちが「この生徒はすごく頑張っているから、大学に入学してもきっと活躍するよ」と大学に紹介するシステムのことを指します。
注意する点としては、自分の通学している高校がその大学の指定校でなければ、どれだけ成績が優れていても推薦を受けることはできません。
そのため、将来の進学先を見据えて、高校受験の際には推薦枠の有無を確認することが重要です。
さらに、指定校推薦を受けるためには、中学生のころからの学業成績や高校での態度、部活動での活動実績が大きく影響します。
この機会を活かすためには、中学生から一貫して努力し続ける姿勢が求められます。
看護師を目指す上で、生物学や化学の知識は絶対に欠かせません。
人体の仕組みや病気の原因・進行などの勉強分野は、看護師の専門的な学習の中でも特に難しく、理解しにくい部分となります。
中学の理科のカリキュラムは、これら専門的な内容を学ぶための基礎を築くものです。
そこで、中学生の段階から理系の科目をしっかりと学ぶことで、将来の専門学習がよりスムーズに進められるのです。
看護師になるための学校選びは、様々な要因を考慮する必要があり、多くの方が迷ってしまいます。
そこで、以下に学校選びの際のポイントをまとめました。
・単に看護師資格だけでなく、保健師や助産師の資格も取得したいか?
・将来的にどこで働きたいか?
・海外でのキャリアを検討しているか?
・実務経験だけでなく、研究活動にも関心があるか?
・何年間で看護師になりたいか?
・学費の予算はどれくらいか?
・働きたい場所はあるか?
学校を選ぶ際には、上記のような質問を通して将来のビジョンや生活スタイルを具体的にイメージしておくことがおすすめです。
学費やカリキュラムに関しては家庭の事情や希望によっても異なるため、保護者やご両親ともしっかりと相談をして、最適な選択をしましょう。
今回は「看護師になるために中学生からできること」をテーマに解説しました。
看護師になるために中学生からできることはないと感じている皆さん、実は今からの取り組みが看護師への道に大きな差を生むこともあります。
持っている情報や知識は、進学やキャリア選択の際に大きな武器になります。
さまざまな情報や経験を活かし、看護師への道をスムーズに進んでください。
下関看護リハビリテーション学校では、皆さんが看護師としての夢をしっかりと形にできるよう、実践的なカリキュラムや質の高い指導を行っています。
当学校の特色や教育内容を直接知りたい方は、ぜひ学校説明会にお