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看護学校への進学を検討している方のなかで、「専門学校と大学、どちらを選べばいい?」「学校の選び方やポイントって?」と悩む方も多いでしょう。
看護学校には4年制大学や3年制の専門学校、短大などがあり、どの学校でも看護師になるために必要な教育を受けられます。
どの看護学校に行くのが自分に適しているのかをイメージし、自分にあった看護学校を選ぶことが大切です。
この記事では、看護学校の種類やそれぞれの特徴、看護学校の選び方のポイントを詳しく解説します。看護学校の違いを理解し、自分に合った進路先を選ぶための参考にしてください。
看護学校の種類は、主に以下の3つです。
・大学
・短大
・専門学校
これらの学校に入ってから看護師になるまでのルートについては、以下を参考にしてください。
早い時期から看護師を目指している方は、中学校卒業した後に看護師養成の5年制高校に進学される方もいます。ただ、ほとんどは高校卒業後に大学や専門学校、短大に進学される方が多いでしょう。
ここでは、それぞれの学校についての特徴を詳しく解説します。
大学では、4年かけて看護師になるための知識を習得するだけではなく、一般教養や語学など多くのことを学びます。
大学によっては、助産師や保健師の資格を取得できたり、大学院への進学ができたりと、将来の選択肢が広がることが特徴です。
大学院へ進むと、より専門的な知識を学び、自分の興味・関心のあるテーマを深められるため、研究が好きな方に向いています。
また、専門学校や短大とは違い、毎日の時間に余裕が生まれやすく、キャンパスライフを楽しめることも魅力です。
通う期間 | 4年間 | 学費 | ・国公立大学:200~300万 ・私立大学:500万~700万 ※あくまで目安となり、学校により前後します。 |
受験資格 | 高卒以上 |
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特徴 | ・一般教養など関心のある勉強ができる ・管理職や専門的な看護師などへキャリアアップしやすい ・保健師や助産師などの資格を取得できる |
短期大学は、3年間で看護師を目指せる学校で、卒業すると「短期大学士」という学士を取得できます。主に、短期的に学士を目指す教育機関であることが特徴です。
4年制大学と比べて就学期間が1年短く、忙しい学校生活を送ります。また、保健師や助産師の資格を取得するには、追加で保健師養成所に1年間通学することが必須です。
一部の短大では大学への編入が可能な学校があり、3年間の学業を終えた後に大学の看護課程に編入する方法もあります。
通う期間 | 3年間 | 学費 | 300万円前後 ※あくまで目安となり、学校により前後します。 |
受験資格 | 高卒以上 |
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特徴 | ・最短で国家試験の受験資格が得られる ・短大から大学への編入もできる ・大学よりも学費を抑えられる |
専門学校は、3年間で実践的な看護の知識と技術を身につけられる学校です。大学と比べても早い段階から実習が始まり、臨床現場で即戦力となる看護師になることを目指します。
実習も充実している学校も多く、実際の医療現場に近い感覚で勉強できるでしょう。
ただし、看護師資格のみ取得できるため、保健師や助産師の資格を得たい方は追加で1年間養成所に通う必要がある点は注意しましょう。
通う期間 | 3年間 | 学費 | 200~300万 ※あくまで目安となり、学校により前後します。 |
受験資格 | 高卒以上 |
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特徴 | ・看護の勉強に集中できる ・最短で看護師として働き始められる ・実務スキルを得やすいカリキュラムがある |
看護学校の選び方のポイントは、主に以下の4つです。
・カリキュラム
・学費
・受験科目
・通学時間
それぞれポイントと注意点をあわせて解説します。
基礎分野 | 心理学・基礎科学・社会学・教育学・保健体育・日常の英会話など、看護の基礎の一般教養の科目 | 専門基礎分野 | 解剖学・生理学・病理学・疾病学・薬理学・栄養学など、看護師の基礎能力となる科目 | 専門分野 | 基礎・成人・老年・小児・母性・精神などのそれぞれの看護学や、より専門的な看護の知識と看護実践の基礎技術を習得する科目 |
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統合分野 | 在宅看護・医療安全・災害看護・国際看護など、知識・技術を統合することを目的とする科目 |
参照元:厚生労働省「看護師等養成所の運営に関する指導要領について(通知)」
短大や専門学校では看護師資格の取得、大学では保健師・助産師の資格取得も目指せるカリキュラムになっています。
また、座学のほかに、それぞれの学校で学内実習と臨地実習があります。学内では基礎技術を習得し、病院や施設、保育園、在宅など実際の医療現場で看護業務を身につける授業です。
ただし、大学は4年間の通学と一般教養を学ぶ一方で、短大や専門学校は3年間の通学と実習が多いなど、通学期間や内容が異なります。
看護師として早く働き始めたい方は短大や専門学校、保健師や助産師の資格も取得したい方は大学を選ぶなど、検討してみましょう。
学費は、大学や短大、専門学校それぞれの学校によって違いはあります。各学校の学費については、以下のとおりです。
学校の種類 | 学費 | 国公立大学 | 200~300万 | 私立大学 | 500万~700万 |
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看護系短期大学 | 300万 |
看護系専門学校 | 200~300万 |
5年一貫校 | 250~300万 |
※あくまで目安となり、学校により前後します。
学費について不安がある場合は、学校や自治体、病院の奨学金制度を検討してみると良いでしょう。看護師の奨学金には、卒業後に一定期間、特定の病院や地域で働くと返済が不要になるものもあります。
看護学校は選ぶ学校や奨学金の活用によって、学費の負担を減らせるでしょう。学費以外にもお金がかかるため、少しでも学費の負担を減らして勉強に集中できる学校を選ぶことがポイントです。
看護学校の受験科目は、大学や短大、専門学校などの種類によって異なります。
一般的に大学では、国語・数学・英語の3教科と面接が求められることが多いです。学校によっては、英語や生物などその他の教科を選択できるところもあります。専門学校では、国語・小論文・面接で受験できる学校もあります。ただし、小論文はテーマによって執筆するのが難しい方もいるでしょう。
大学の方が入学試験の難易度が高い傾向があるので、学校を選ぶときには、受験科目を確認してください。
看護学校では、朝早くから実習に向かったり、夜遅くまで学校でレポートを書いたりという場面があります。そのため、あまりにも遠い学校を選んでしまうと、通学の負担が大きく、後悔するかもしれません。
自宅から遠い学校を選ぶ場合は、学生寮や賃貸アパートの契約が必要です。そのときも、キャンパスまでの距離を調べて、通学の負担にならない場所を選ぶと良いでしょう。
また、最寄駅からのアクセスもチェックします。天候が悪い日でも、駅からのアクセスが良かったりバスを利用できたりすると、通いやすくなります。
ここまで看護学校の選び方に焦点を当てて解説しました。看護学校は、大学・短大・専門学校の3種類があります。大学は4年かけて一般教養や座学、実習を経て、看護師や保健師、助産師の資格を取得できる学校です。短大や専門学校は、3年間で看護知識の習得や臨床実習を経験し、より実践的な看護を身につけられます。
学校によって受験科目やカリキュラム、学費などに違いがあるため、得意な科目で受験できる学校を探すというのも、選び方のポイントの一つです。
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