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将来、理学療法士になりたいと考えている中学生や、応援したい保護者の方のなかには、「どのような高校に進めば良いの?」「学んでおくべきことは?」とお悩みの人もいるのではないでしょうか。
理学療法士になるには、高校を卒業したあと、養成校でさまざまな知識やスキルを身に付けて国家試験に合格する必要があります。
この記事では、「理学療法士になるにはどのような高校に進むべきか」「どのようなことを学んでおくべきか」をテーマに理学療法士になる方法や高校の選び方について解説します。高校生のうちからできることや学んでおくべきことも解説するので、理学療法士になりたい人は、ぜひ参考にしてください。
理学療法士になるには、国家試験に合格する必要があります。
そのため高校を卒業後、理学療法士の養成校で3年以上勉強し、必要な知識やスキルを身に付ける必要があります。養成校の種類は、以下のとおりです。
・大学
・短期大学
・専門学校
・特別支援学校(視覚障がい者対象)
理学療法士養成課程を修了することで、国家試験の受験資格を得られ、合格すれば理学療法士になることが可能です。補足として、理学療法士には「高度専門士」と「専門士」の2種類があります。高度専門士は、文部科学省が認めた、高い知識や技術を得られる4年制以上の専門学校を卒業した人にのみ与えられる称号です。一方、3年制の専門学校を卒業したときは、専門士という称号になります。3年間の短いカリキュラムのなかで学び、即戦力として活躍することを目指します。
より深く知識を習得し勉強するために大学院へ進みたい場合は、高度専門士の資格が必要になるため、進学先を選ぶときは注意しなければいけません。
必要なスキルを習得した後は、すぐに現場で活躍したいのか、学んだ知識をさらに深める意欲や可能性があるのかによって、選ぶべき養成校は変わります。理学療法士としての将来を見据えるのであれば、早いうちから将来のイメージを膨らませておくことで、進路の選択に役立つでしょう。
理学療法士になるには、高校に進学し卒業もしくは高卒認定の取得が必要です。
大学や専門学校に入学してから学び始めても理学療法士になれるため、高校を選ぶときは、公立や私立、普通科などを意識する必要は特にありません。
ただし、福祉科のある高校を選択しておくと、身体や精神の障がいによって生活に困難がある人をサポートするスキルを学べます。理学療法士になったときに、学んだスキルや精神が役立つこともあるでしょう。
また、理系を選んでおくと、物理や生物などを重点的に学べるため、養成校の入学試験で有利になる可能性があります。国公立大学の受験科目には、生物や物理が含まれていることが多いためです。
しかし、高校を選ぶときは学業に真剣に取り組んだり、部活動や行事に打ち込んだりできる、あなたにあった環境を選ぶことも大切です。学校生活を楽しく、一生懸命過ごした経験によって、受験勉強にも前向きに取り組めるでしょう。
理学療法士としての将来に有利になりそうな条件にとらわれすぎず、あなたが学校生活を過ごしたい高校を選んでみてください。
理学療法士を目指して高校生のうちからできることは、以下のとおりです。
・学業に真剣に取り組む
・部活や学校行事も積極的に行う
・ボランティア活動に参加する
・職業体験をする
それぞれ解説します。
理学療法士になりたい場合、進学先の選択肢を増やせるように真剣に学業に取り組むことが大切です。
国家試験に合格するためには、大学や専門学校へ入学しなければいけません。希望する専門学校や大学に入るためには、全国共通テストで好成績を収めたり、入学試験に合格したりする必要があります。
大学によっては推薦やAO入試を採用している場合もあり、推薦を受けるには在学時の成績や学びの姿勢を見られることもあるでしょう。
また、高校で学ぶ習慣を身に付けておくと、理学療法士の養成校に進学したあとも抵抗なく学習を続けられます。養成校では、最初の1〜2年は専門性の高い分野についてしっかりと勉強しなければいけません。学習の習慣はすぐに身に付くものではないため、勉強し続けることが苦痛になってしまうと、実践的な実習に進む前に挫折してしまう可能性があります。
新しい知識をどんどん吸収して着実に理学療法士を目指したいなら、高校のうちから真面目に学業に取り組んでおきましょう。
部活や学校行事に積極的に取り組むと、仲間と関わるときの礼儀やコミュニケーション力が身に付きます。
きちんとした挨拶や相手を思いやった会話ができると、理学療法士として患者さんや医療関係者と接する場面でも、気持ちのよい関係が築けます。患者さんや関係者とのスムーズな連携は、効果的なリハビリを提供するうえで欠かせません。
また、養成校への入学試験に面接や小論文がある場合、医療従事者としての人間性を見られる可能性があります。学校生活のなかで多くの経験を重ね、人間力を磨いておくことで、言葉や文章に身に付けた経験を反映できます。
将来、理学療法士になることを意識して、部活や学校行事など、学業以外の活動にも積極的に取り組むことが大切です。
高校生活を有意義にするために、部活動だけでなくボランティア活動に参加してみるのもおすすめです。なかでも理学療法士を目指す人におすすめなのが、医療系ボランティアです。
多くの医療関係者と接することで、理学療法士や看護師、ボランティアなどさまざま人々が協力し合う大切さを感じられるでしょう。
また、清掃や被災地の支援、地域の活動に関わるものなど、ボランティア活動は多くあります。医療に関係のないボランティアだとしても、多くの参加者は「人の役に立ちたい」という思いを持っています。
理学療法士は、人のために働く、やりがいのある仕事です。奉仕の心を持つ人達と積極的に関わることで、よい刺激を受け、理学療法士を目指すモチベーションが高まるでしょう。
ボランティア活動以外にも、理学療法士の職業体験に申し込み、参加するのもおすすめです。
職業体験は、中学生や高校生を対象に開催され、仕事の実態を知ったり働く人と接したりすることを目的とした職場体験プログラムです。理学療法士として働く人の生の声を聞いたり仕事を体験したりすることで、仕事のイメージが湧き、やりがいや大変さを直接感じられるメリットがあります。
中学生や高校生のうちから理学療法士を目指している人は、リハビリを受けた経験や理学療法士に対する憧れを持っている人が多いかもしれません。
職業体験を通じて、理学療法士になりたい気持ちが強まったり、自分には向いていないと感じたりするなど、意思や適正を再確認することも可能です。
理学療法士を目指す学生さんは、時間を見つけて職業体験に参加し、進路の決定にぜひ役立ててください。病院や医療法人、専門学校などが職業体験を開催しているため、事前に開催場所やスケジュールをチェックしておくのがおすすめです。
理学療法士になるには、高校を卒業し、養成校に進学して国家資格を取得する必要があります。
進学する高校に指定はないため、学業や部活動に打ち込んだりボランティア活動に参加したりと、学生生活を精一杯過ごすことが大切です。充実した学校生活や野外での経験は、理学療法士を目指す過程や資格に合格した後にも役に立ちます。
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