コラム

 

看護師に向いている人の特徴・性格を解説!向いていない人についても

診察をする看護師
将来看護師になりたい、と思っている人の中には「自分は看護師に向いているのだろうか」と悩む人も多いでしょう。
 
そこで本記事では、看護師に向いている人の性格や特徴についてまとめていきます。
 
仕事をするとなれば、もちろん自分の性格に合った職に就けるのが一番ですよね。
自分の性格と照らし合わせて、看護師への適性があるかどうかを確かめてみましょう。

 

看護師に向いている人の特徴・性格

施設内でファイルと筆記用具を持つ医療従事者の女性
看護師に向いている人の性格と言うと、皆さんはどのようなことを想像するでしょうか。

「優しい」「人の役に立つのが好き」「責任感がある」など色々あると思いますが、全部の性質を持っている必要はありません。

どれか一つでも自分の長所に当てはまれば、充分素敵な看護師になることができます。

下記に、看護師に向いている人の性格をまとめたので、自分にあてはまるかをチェックしてみましょう。

 

体力に自信がある人

看護師と聞いて、体力を想像する人は少ないかもしれません。

しかし、実は看護師はとてもハードな仕事なのです。

病院では、夜勤があるため長時間の勤務が必要になり、忙しければ1日中立ちっぱなしということもあります。
また、患者さんの移動や支える作業があるため、力も必要です。

仮に体力がなければ、不規則な生活で免疫力が落ちて風邪をひきやすくなったり、腰痛持ちなどで、日常生活に支障をきたすこともあります。

日頃から睡眠や食事、運動を大切にして、体力をつけることも看護師として大切なことです。

 

責任感がある人

どの仕事においても責任感は大事ですが、看護師は患者さんの命を預かる仕事のため、
より強い責任感が求められます。

やりがいも大きい一方、もし誤った処置や看護を提供してしまった場合、患者さんに大きな身体的・精神的な侵害を与えることになります。

そのため、常に緊張感をもって仕事に取り組み、患者さんの命を守るという姿勢で仕事をしていく必要があります。

 

協調性のある人

看護師は、患者さんを支えるのに自分一人の力だけでなく、医師やほかの看護師、薬剤師など様々な職種と一緒に協力しています。

そのため、患者さんとのコミュニケーションだけでなく、多職種との関わりもとても重要になるため、協調性が求められます。
質のいい看護を提供するためには、多職種の連携は必要不可欠です。

自分だけでなく様々な人と協力して何かを成し遂げたり、共に目標に向かって進んでいくことが好きな人は、看護師に向いている人と言えます。

 

観察力がある人

観察力がある人も、看護師に向いている人と言えます。

看護師は、患者さんが持つありとあらゆる情報から、患者さんの異変を察知します。
患者さんとの距離が近いため、気づくということがとても重要です。

例えば、「顔色が悪い」「体のどこかが腫れている」など身体的なものから、「何となく元気がない」という抽象的な情報もあります。

他にも、患者さんとの何気ない会話であったり、患者さんの家族からの情報も重要です。
看護師は、これらの様々な情報を活用して看護を提供しているのです。

 

向上心がある人

看護師は、保健師助産師看護師法において、努力義務が法により定められています。

保健師、助産師、看護師及び准看護師は、免許を受けた後も、臨床研修その他の研修(保健師等再 教育研修及び准看護師再教育研修を除く。)を受け、その資質の向上を図るように努めなければならない。
参考:保健師助産師看護師法第23条の2
 
つまり、看護師として一生涯にわたり勉強を続けなければならず、医学が日々進歩していく中、薬や治療法についても常に最新の知識を身に着ける必要があります。

そのため、学ぶことに積極的な向上心のある人が看護師に向いている人と言えます。

 

精神力がある人

看護師は、楽な仕事ではありません。
精一杯仕事をしていても、患者さんからクレームや苦情がくるときもあったり、不安定な状況の患者さんや家族からは理不尽に怒られることもあるでしょう。

何より、看護師になりたての頃はどうしても注意を受けることが多く、学ぶことがたくさんあります。

そこで「自分は向いていない」とすぐに諦めてしまうのではなく、冷静に問題を見据えて解決していくための胆力や持久力が必要です。

そのため、精神力というのは看護師にとってなくてはならない重要な性質です。

 

看護師に向いていない人の特徴・性格

〇とXのプレートを持ちどっちかなという表情の白衣女性
看護師に向いている人の特徴や性格について紹介してきましたが、逆に看護師に向いていない性格というのはどのようなものがあるでしょうか。

下記にまとめてみたので参考にしてみてください。

 

気持ちの切り替えが苦手な人

看護師は立場柄、時には患者さんの死に立ち会う時があります。
他にも、治療がうまくいかなくて悩んだり、難しい状況に出会う瞬間はたくさんあるでしょう。

気持ちの切り替えが苦手な人は、勤務終了後も患者さんや仕事のことを考えすぎてしまい、充分に休息がとれないことがあります。

看護師であっても、一人の人間であるため、休息は絶対に必要です。
オンオフをしっかりつけて、仕事の時にもう一度頑張ろうという風に、時には無理やりでも仕事モードをオフにすることが大切です。

 

他人に関心がない人

看護師は患者さんの健康を支えるために、健康状態や心理的状態を把握し、最適なケアを提供することが求められます。
そのためには、患者さんやその家族と密接に関わり、患者さんの痛みや不安を和らげるために日々コミュニケーションを行います。

ですが、他人に関心がない人の場合、患者さんと信頼関係を構築し、彼らのニーズに応えていくのがかなり難しいです。

看護師には、看護技術や知識だけでなく、思いやりやコミュニケーション能力など、多くの人間的な素質が求められるのです。

 

協調性がない人

向いている人でも言及しましたが、看護師は決して一人で患者さんを支えているわけではありません。
患者さんを取り巻く環境には、医師や薬剤師、ケアマネージャーなど多様な職種が存在しています。

時には相談や議論をすることで、質の高い看護を提供していくのですが、協調性がない人であると、情報共有が充分にできない可能性があります。

そのため、極度にマイペースであったり、他人の意見に耳を傾けることを拒否する、といった人は看護師に向いていないかもしれません。

 

看護師に向いていないと感じても諦めない

笑顔の看護師
看護師に向いていないかもしれないと感じている人は看護師を諦めたほうがいいのかというとそうではありません。
看護師という仕事は、働く場所や診療科によって、求められる能力や向き不向きが異なります。
 
例えば、救急外来やICUといった現場では、観察力や、緊急時に対応する柔軟性が求められます。めまぐるしく状態も変化するため、スピード感もあります。
 
一方、訪問看護といった自宅でケアを行う看護師や、内科に務める方は、1人の方と多く時間を共有します。
じっくりと関係を気づくため、コミュニケーション能力が大切になってきます。

また、看護師の資格を生かして保健師や助産師として働く人もいて、働き方は多様です。

向いていないとすぐにあきらめてしまうのではなく、看護師として自分の持つ性格を生かした働き方を模索していきましょう。

 

看護師に向いていると感じたら

ガッツポーズをする女性
本記事では、看護師に向いている人の性格や特徴について紹介してきました。
 
本記事を読んで、自分はもしかしたら看護師に向いているかもしれないと思った人は、ぜひ下関看護リハビリテーション学校で一緒に看護師をめざしてみませんか。

下関看護リハビリテーション学校の看護科は、現場で即戦力として活躍できる看護師を育成するために、充実したカリキュラムと実践的な教育を行っています。
 
実習においても、地域の医療機関や介護施設と連携し、現場での実践的な技術を身に着けることができます。
さらに、ハイブリッド型の授業を導入するなど、最新の教育方法にも積極的に取り組んでいます。

看護師は、医療現場で欠かせない存在です。
当校であれば、重要な役割を果たすために必要な知識や技術を身に着け、高いレベルの看護師として活躍することができるでしょう。
 
まずは一度、学校説明会にお越しください。
あなたとお会いできる日を心待ちにしております。
 
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