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少子高齢化の影響により、医療の重要性が年々増しています。特に、けがや病気の患者のリハビリテーションを担当する理学療法士は医療現場において不可欠な存在です。
そのような存在の理学療法士ですが、社会人経験を積んだ後にその道を目指す人も多いことをご存知でしょうか。
この記事では、社会人から理学療法士を目指す方々に向けて、社会人から理学療法士になる方法や学費、学校選びのポイントについて詳しく紹介します。
年齢や立場に関係なく、理学療法士になるという夢を諦める必要はありません。ぜひこの記事があなたの夢の実現に一歩近づけるお手伝いができればと願っています。
現在、理学療法士として働く方の中には社会人経験を経てから活躍している方も多いです。
実際、理学療法士の専門学校では社会人経験者を積極的に受け入れており、学校によっては学生の約10%から30%近くが社会人経験者で構成される場合もあります。
「新卒でないと就職が難しいのでは?」と心配する方もいるかもしれませんが、医療分野では今なお人手不足な状況が続いており、理学療法士に関しても決して例外ではありません。
そのため、就職に関しての大きな心配は不要と言えるでしょう。
また、社会人経験を積んでから理学療法士になることには、多くの強みがあります。
たとえば、コミュニケーション力が挙げられます。
理学療法士はさまざまな年齢層や経歴を持つ患者と接する機会が多く、社会人経験者は人間的な深みを持って接することができ、物事をより深く理解し、考えられることが多いです。
新卒でないからこそ、社会人経験を活かして理学療法士としてのキャリアを築くことができます。
そのため社会人からでも決して諦めずに、自身の経験を活かして理学療法士への道を目指しましょう。
理学療法士の資格を取得するには、まず理学療法士養成学校に入学する必要があります。養成学校の期間は3年以上です。
続いて、全ての必須授業を終えた後、理学療法士の国家試験を受けます。その試験に合格すれば、正式に理学療法士として活動するための資格を得ることができるのです。
理学療法士になるための学費は、大学と専門学校で異なります。
ここでは、国立大学、私立大学、専門学校に進学した際の主な学費について紹介します。
・国立大学
入学金:282,200円
授業料:535,800円
設備費:-
計:約242万
・私立大学
入学金:245,951円
授業料:930,943円
設備費:180,186円
計:約415万
・専門学校
入学金:361,000円
授業料:928,000円
設備費:314,000円
計:345万
出典:文部科学省:令和3年度 学生・生徒納付金調査
文部科学省 :私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果について
文部科学省 :国公私立大学の授業料等の推移
大学は専門学校と比較して学びの期間が1年長く、それに伴って学費も高額になることが多いです。特に、私立大学と国立大学では学費に顕著な差が生まれることがあります。
学費に関する懸念がある場合、奨学金の取得を考えることが助けとなります。多くの学校や政府機関から提供される奨学金の中には、指定された医療施設での勤務を条件として、返済が免除されるものも存在します。
経済的な状態をしっかり把握し、学生生活をしっかりサポートする方法を模索しましょう。
社会人の方の中には、「通信課程で理学療法士の資格を取得することができないのか?」といった疑問を抱えている方もいるでしょう。
しかし、現在の制度では、理学療法士の通信課程での資格取得は認められていません。
その理由は、理学療法士の資格取得には実習が不可欠だからです。
理学療法士の仕事には、知識だけでなく実際の技術が重要であり、患者とのコミュニケーションを通じてスキルを磨くことが必要です。
通信教育ではこの実務経験やスキル習得が不十分であり、資格取得には実際の学校での教育と実習が必要です。
しかし、通信課程に代わる選択肢として、夜間部を設けている専門学校が存在します。
夜間部を利用することで、仕事をしながらでも理学療法士の資格取得を目指すことができます。
自分のライフスタイルや状況に合わせて最適な学習プランを考えることが大切です。
理学療法士を目指す社会人にとって、養成学校を選ぶ際には以下のポイントに留意することが重要です。
理学療法士を目指す際に、大学か専門学校かを選択することが最初のステップです。短期大学も存在しますが、その数は限られており、地域によっては選択肢が大学か専門学校に制限されることも多いです。
大学の特長は、4年間にわたる充実した学習期間です。実習はもちろんありますが、専門学校に比べて時間的な余裕があります。
さらに、倫理や教養など幅広い知識と人間性を養うためのカリキュラムが用意されています。ただし、学費が専門学校よりも高く、資格取得にも時間がかかります。
専門学校は3年間で理学療法士としての即戦力を養成します。学費は大学に比べてリーズナブルで、最短で資格を取得できます。
ただし、比較的忙しい学習スケジュールが特徴で、理学療法士以外の学習が少ないため、幅広い知識を求める方には向かないかもしれません。
学校を選ぶ際、社会人経験者の割合を考慮することもポイントの一つです。社会人経験者の比率が高い学校は、往々にして社会人の特性やニーズに合わせたカリキュラムやサポート体制を持っている可能性が高いです。
加えて、同じ背景や経験を持つ仲間が多ければ、学習の過程で直面する課題や困難、例えば仕事や家庭との両立の方法などに関するアドバイスや情報を共有しやすくなります。このような情報交換は、学業を進める上で非常に役立つ情報源となり得ます。
従って、学業と社会人としての責任を両立させようとする方々にとって、学校の選択に際しては、社会人経験者の割合や学びやすい環境が整備されているかどうかをしっかりと確認し、自分に合った学校を選ぶことが大切です。
入試の方式は、社会人で理学療法士を目指す方にとって重要な要素となります。
社会人を経て、再度勉強に取り組むというのは決して簡単なことではありません。特に、一定期間、教育の現場から遠ざかっていた社会人は、基本的な学力や勉強習慣に関して不安を感じることが多いでしょう。
このような背景を考慮して、現在では多くの学校が社会人を対象とした特別な入試制度を設けています。具体的には、小論文の執筆や面接をメインとした試験方式を採用し、一般的な筆記試験の負担を減少させる試みが行われています。
そのため、社会人で学校を選ぶ際には、自分に合った入試制度を提供している学校を選ぶために、しっかりと情報を事前に収集し、計画的な準備を進めることが重要になります。
学校の特徴を理解して、自分に最適な選択を心がけましょう。
理学療法士という仕事は、社会人から目指すことは可能です。実際、現在活躍している理学療法士の中には、社会人経験者が多く存在しています。
学校を選ぶ際の社会人ならではの注意点についても紹介してきました。自分の理想的な学生生活を思い描きながら、充実した選択をするために検討しましょう。
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