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少子高齢化が問題視される昨今、理学療法士の数は年々増加傾向にあります。
しかし、身体の大きい人を支えたり、体の使い方や運動器に詳しくなければならなかったりするため、男性の方が向いているという誤解があるかもしれません。
しかし、女性でも理学療法士として活躍している方はたくさんいます。
本記事では、女性理学療法士の数や、向き不向きについて詳しく解説していきます。
もしあなたが女性で、理学療法士に興味がある場合は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
現在、日本理学療法士協会に登録している理学療法士は91.064人です。
そのうち、女性は35,036人で、約10人に3〜4人は女性療法士という割合になります。
理学療法士ができた1970年代当初では、9割以上が男性でしたが、年々女性の療法士が増加し、現在では約6:4程度の割合を推移しています。
つまり、理学療法士は男性に向いているという職業ではなく、女性も活躍できる医療専門職と言うことができます。
女性理学療法士が増えている理由には、いくつか理由があります。
1つ目は、女性の社会進出が進んだことにより、様々な職種で女性が働くことが当たり前になったことが挙げられます。
特に医療業界でも、女性医師や看護師の割合が増えていることから、女性理学療法士も増加していると言えます。
2つ目は、リハビリテーション分野の需要が増加していることです。
少子高齢化に伴い、リハビリテーションを必要とする患者さんが増えていることや、スポーツ障害の治療などで理学療法士の需要が高まっていることが挙げられます。
3つ目は、女性理学療法士の特性が求められるようになったことです。
例えば、女性患者さんに対する配慮や、妊娠・出産後のリハビリテーション、子育て中の患者さんへのアドバイスなど、女性ならではの知識や経験を生かせる場面が増えているからです。
女性の理学療法士が活躍している主な場所や就職先は以下の通りです。
・病院
病院は、リハビリテーションに関する様々な診療科があり、理学療法士が必要とされる場面が多くあります。病気やけがで身体が不自由になった患者さんを支援するため、理学療法士は必要不可欠です。
・在宅医療・介護
在宅医療や介護現場でも、理学療法士のニーズが高まっています。在宅療養中の患者さんや高齢者の方の自立支援や、介護者の方への運動指導などに携わることができます。
・スポーツ施設・トレーニングジム
スポーツ施設やトレーニングジムにおいても、トレーナーとして活躍することができます。身体の不調を抱えたスポーツ選手や一般の方のサポートを行うことができます。トレーニングやリハビリテーションにおける細かい指導やコミュニケーション能力なども、女性の得意とするところです。
・教育現場・研究機関
大学や研究機関においては、理学療法士としての専門知識を活かし、教育や研究に携わることができます。大学の理学療法学科で教員として働くことも可能です。
女性理学療法士は、特に在宅医療や介護分野において求められることが多く、女性ならではの温かみや思いやりが必要とされる場面も多いです。
また、小児分野でも女性理学療法士は重宝されやすいでしょう。
小児の場合、身体的に未熟な部分が多いため、一般的には男性よりも女性の方が子供たちとのコミュニケーションがスムーズになりやすいとされています。
女性は優しい印象があるため、子供たちに対しても安心感を与えやすいという特徴もあります。
加えて、小児の治療には遊びを取り入れたり、子供たちの興味を引き出す工夫が必要です。女性理学療法士は子供たちの感性に合わせた治療プログラムを作成する能力が高く、親御さんからの信頼も厚いというメリットがあります。
一般的に、以下のような性格の女性は、理学療法士としての適性が高い可能性があります。
理学療法士は患者さんと直接関わり、彼らの状態や心理的なニーズを把握する必要があります。
共感力があると、患者さんとのコミュニケーションがスムーズになり、患者さんの立場に立って、彼らのニーズに合わせた治療プランを立てることができます。
また、患者さんに対する思いやりや気配りができるため、より良い治療結果につながることもあるからです。
患者さんの身体機能や生活動作を改善するために継続的な訓練や治療を提供します。
しかし、治療がすぐに効果を示すわけではありません。
そのため、患者さんの身体の変化や進歩をじっくりと観察し、繰り返し練習や治療を行う継続的な努力と忍耐が必要であり、患者さんとの信頼関係を築くためにも、粘り強さは欠かせない要素です。
理学療法士は、患者さんに合わせてアプローチ方法や治療方針を決める対応力が求められます。
柔軟性があると、臨機応変な判断力を持ち、新しいプランを生み出すこともできるため、リハビリテーションに大いに役立たせることができます。
理学療法士は、女性が持つ柔軟性や共感力、コミュニケーション能力など多様なスキルを活かせる仕事です。
実際、理学療法士の男女比は6:4とほぼ同列です。
就職先も、病院やリハビリテーションセンターをはじめとして、在宅やトレーニングジムなど場所も問いません。
なかでも、小児や高齢者では女性の柔らかな声や表情で、患者さんとのコミュニケーションを円滑に送ることができるでしょう。
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国家試験に合格するために必要な基礎的な知識や、実践的な技術を身につけることができます。
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また、学校教育に加えて、医療関連のセミナーやイベントなどで、実践力を身につけることができます。
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